はい、ダンボールは【産業廃棄物に該当】します。
ただし、全ての事業者様に当てはまるというわけではありません。
ダンボールが産業廃棄物に該当する事業所は建設業、パルプ・紙または紙加工製造業・新聞業に係るもの、出版業・製本業及び印刷物加工業に係るもの、ポリ塩化ビニルが染み込んだものです。
上記以外の事業所から出る綺麗なダンボールはリサイクルすれば再資源になる「専ら物」、汚れていてリサイクル不可のダンボールは「事業系一般廃棄物」に該当します。
ダンボールは産業廃棄物に該当する?
オフィスなどで資料を入れていたダンボールなどの処分に困ったことはありませんか?
今回はダンボールの処分についてご紹介していきたいと思います。
先ほどもご説明しましたが、
産業廃棄物としてのダンボールは「紙くず」に該当します。
以下の事業所から出た場合はダンボールは「産業廃棄物」になります。
1. 建設業(工作物の新築、改築または除去により生じたもの)
2. パルプ、紙または紙加工製造業、新聞業に係るもの
3. 出版業、製本業および印刷物加工業に係る紙くず
4. ポリ塩化ビニルが染み込んだ紙くず
上記以外の事業所から出る綺麗なダンボールはリサイクルすれば再資源になる「専ら物」、汚れていてリサイクル不可のダンボールは「事業系一般廃棄物」に該当します。
専ら物とは?
専ら物というのはリサイクルできる廃棄物として引き取られる物のことを言います。
主に分類されるのが、
・紙くず
・繊維くず
・ガラスくず
・金属くず
があります。
段ボールをはじめとする代表的な専ら物は新聞紙、空き瓶、アルミ缶などがあげられます。
段ボールは基本的にこの専ら物としてリサイクル処理されます。綺麗な状態の段ボールは資源として再生が可能ですので、古紙業者に回収してもらい、再生利用できるものとして処分しましょう。「専ら物」の処理には許可は不要です。
ダンボールの処分方法
事務所から出たダンボールの処分方法は主に3つあります。
廃棄物処理業者に委託する
産廃廃棄物に該当するダンボールは、産業廃棄物処理業者に委託することで処分できます。
産業廃棄物処理業者に処理を委託するには、収集運搬用と処分用の委託契約書の作成が必要です。
また、産業廃棄物処理業者に頼む場合は、都道府県から許可を得ている業者かどうかは必ず確認しましょう。
許可を得ていない業者を使用していた場合は、業者はもちろんですが、産業廃棄物は排出事業者責任ですので、排出事業者(ごみを出した会社)も罰則を受けることになります。
話が逸れましたが、
事業系一般廃棄物としてのダンボール処分は、一般廃棄物収集運搬業許可業者へ委託します。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者の中には、オフィスや工場などから出た産業廃棄物を回収してくれるところがあります。
ちなみに、ジェイ・ポートではリサイクル出来るダンボールは無償で引き取っております。
有価買取で処分する
最近では、ネットショッピングやフリマアプリなどのサービスの増加に伴い、ダンボールの需要は年々高まっていると言われており、また古いダンボールは新しいダンボールの材料として生まれ変わるため、需要が増え、有価で買い取ってもらいやすくなっています。
ただし、ペンキや絵の具が塗られているダンボールや油や液体が付着したダンボールなどはリサイクルが出来ないため、買取が出来ないことの方が多いです。
段ボールはリサイクルができます!
段ボールはリサイクル率がとても高く、一度回収された後も新しい段ボールに生まれ変わります。なので一般ごみとして焼却に回してしまわずに、しっかり分別しましょう。
正しい分別は環境に優しく、ゴミ処理費の削減もできます。
できるだけ丁寧に扱い、適切に処理するように心がけるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
・建築業や製紙業など特定の業種から排出されるダンボールは「産業廃棄物」として処理しなければならなくなります。
・汚れてしまったダンボールは、「一般廃棄物」として処理します。
・それ以外ダンボールは、「専ら物」としてリサイクルされます。
ダンボールの処分にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
私たちジェイ・ポートでは、13品目+処理困難物の処理も行っております。
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