あれも捨てたい、これも捨てたい・・・でも捨てるにはルールがある!
皆様のオフィスから顔を出す産業廃棄物、処理の仕方はわかりづらいものですね。
そんな皆様の力になるために!産廃のお困りごとや疑問解決のお供をさせていただきます、ワタシが産廃マエストロです!
蛍光灯の回収方法
家庭から排出した蛍光灯は、燃えないゴミで出すことができます。各地域でルールが違うため、現在、住んでいる地域のホームページを確認していください。また、家電量販店などに回収ボックスが設置している店舗がある場合があります。
オフィスや工場などの事業所で排出した蛍光灯は、産業廃棄物になります。しかし、蛍光灯は水銀使用製品産業廃棄物に指定されています。ですので、水銀使用製品産業廃棄物収集運搬の許可を取得している廃棄物処理業者に依頼して蛍光灯を回収してもらいます。今回は、蛍光灯の回収に関係する水銀使用製品産業廃棄物について紹介します。
水銀使用製品産業廃棄物とは
水銀使用製品産業廃棄物は、原料の一部に水銀を使用して作られた製品のことです。具体的には、蛍光灯の他にも水銀式体温計、水銀式血圧計等があります。
改正前は、濃度が高い水銀は回収されていましたが、濃度が低い水銀は廃棄物処理法で埋立て処分されていました。しかし、濃度が高い水銀が埋立て処分される可能性があるため環境保全の支障がないように基準を強化する背景があり、平成29年10月の廃棄物処理法が改正されました。そのため、委託・保管・収集運搬などの基準が追加したことや水銀含有ばいじんの情報の伝達の措置が加わりました。
まとめ
蛍光灯などの水銀使用製品産業廃棄物は、回収から処分まで適切な処分が必要になりました。
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