あれも捨てたい、これも捨てたい・・・でも捨てるにはルールがある!
皆様のオフィスから顔を出す産業廃棄物、処理の仕方はわかりづらいものですね。
そんな皆様の力になるために!産廃のお困りごとや疑問解決のお供をさせていただきます、ワタシが産廃マエストロです!
スケルトン解体とは
テナントや店舗を退去する際に、内装を入居した状態に戻すために、解体する工事のことをスケルトン解体といいます。
今回は、スケルトン解体で気を付けるポイントを紹介します。
気を付けるポイント①
解体する建物の構造を把握することです。スケルトン解体を行う前に解体処理業者が見積もりを出すために現地調査を行います。その際、直接見ることのできない配管や配線などの位置を把握せずに工事を進めると思わぬ場所に配管や配線が通っていて、新たに解体費用が掛かる能性があります。スケルトン解体を行う前は図面などで、配管や配線の位置を確認することが大事です。
気を付けるポイント②
テナントや店舗で使用していた器具や設備類の処分です。テーブルや椅子、厨房設備やシャンプー台などの設備は、リースで借りた設備については返却しますが、自前で購入した設備は移転先で使用したり廃棄する必要があります。そのままにしていると解体処理業者に処分されて、処理に掛かった費用を請求されます。そのため、移転先で使用する設備や買取してもらう器具や設備を自身で搬出しなければいけません。
しかし、自身で搬出できない場合は、解体処理業者に伝えることで、解体業者とのトラブルを避けることができます。
まとめ
今回は、スケルトン解体で気を付けるポイントを紹介しました。他にも、テナントや店舗のオーナーと解体工事の範囲を打ち合わせをすることで、解体工事後のトラブルを避けることができます。
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