INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2022.06.15 
POST :2022.03.26

中間処理とは?

産業廃棄物処理の流れの中で、中間処理と呼ばれる工程があります。中間処理は、処理工程の中でも非常に重要です。この記事では、中間処理について、その方法や流れを詳しく解説していきます。

中間処理とは

中間処理とは

産業廃棄物のほとんどは、そのまま最終処分(埋め立て等)をされるのではなく、焼却や破砕、選別などが行われており、これらの処理のことを「中間処理」と呼びます。 この中間処理には、産業廃棄物を減容したり、リサイクル可能なものとそうでないものを選別を行います。実際に、中間処理を行うことで排出された産業廃棄物の量を半分近くに減容することができており、中間処理は日本の廃棄物処理においてなくてはならない工程の一つです。

中間処理の方法

中間処理の方法

中間処理には約20種類の方法があります。その中で代表的なものを見て行きましょう。

焼却

産業廃棄物を燃やすことによって減容・減量化を行うことを中間処理「焼却」と言います。廃棄物そのものよりも灰の方が、物として体積や重量は小さくなりますよね?

破砕

産業廃棄物を機械にかけてチップ状に刻むことによって減容化を行うことを中間処理「破砕」と言います。また破砕は、減容化だけでなく、細かく砕くことで、そこからリサイクル可能な資源を取り出す際にも役立ちます。

溶融

中間処理「溶融」は焼却処理とは異なり、灰等の残さの発生が無く、埋立処分 の必要も無いため、最終処分を兼ねた中間処理となっています。

脱水

圧力、遠心力、熱などの力を加えることにより廃棄物に含まれる水分を取り除き減容化やリサイクルのための処理を行うことを「脱水」と言います。

中和

廃酸や廃アルカリなど、そのままの状態では人体や環境に悪影響を及ぼすものを中和し、安定した状態にすることを中間処理「中和」と呼びます。

分解

廃PCB等、人体に有害な産業廃棄物を科学的に分解し、塩や水、二酸化炭素など人体や環境に無害なものにすることを中間処理「分解」と呼びます。

中間処理の流れ

中間処理の流れ

中間処理を行う場合、まずは収集・運搬されてきた産業廃棄物の重量や体積が計られ、それを基に処理費用を算出します。マニフェストと照らし合わせ、持ち込まれた産業廃棄物の種類に間違いがないか、処理困難物や危険物が混入していないかを検査します。
問題がなければ、次に大きいものや重いものなど、産業廃棄物を大まかに分別する粗選別と呼ばれる工程を行い、最後に人の手による細かい手選別がなされ、破砕や焼却など、産業廃棄物の書類に応じた中間処理が行われます。

まとめ

まとめ

中間処理の種類についてご理解頂けましたでしょうか?ちなみに弊社ジェイ・ポートの中間処理方法は「破砕」です。また「破砕」では中間処理の出来ない廃油等の産業廃棄物も適切な処理方法をご案内致しますのでお気軽にお問い合わせください。

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株式会社ジェイ・ポート

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この記事を書いたスタッフ

森田 一誠

森田 一誠 笑う産廃セールスマン

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