皆さんはイベントや行事の廃棄物をどう処理しているかご存じですか?
イベントや行事で排出された廃棄物は、家庭ごみと同様に処理することはできません。産業廃棄物などと同様に定められた方法でしっかりと廃棄する必要があります。
たった1日限りのイベントであっても、大勢の人が集まることや、屋台やブースが出展されることから、大量の廃棄物が排出されることが予測されます。
そんな大量の廃棄物をどのように処理したらいいのでしょうか。
今回はイベント、行事で発生する廃棄物の処理についてご紹介いたします。
イベント廃棄物の処理について
イベント会場では様々な廃棄物が排出されます。とくに飲食系の屋台が多く出展するお祭りや花火大会などでは、プラスチック容器やペットボトル、ビン、缶などの飲料水の容器、割りばしやスプーンなど大量に廃棄物が出てしまいますよね。
これらのほとんどは産業廃棄物として、適切に処理する必要があります。
産業廃棄物の場合、イベントの主催者が責任者となって、産業廃棄物の処理・運搬ができる業者へ委託しなければなりません。
また食べ残し等は事業系一般廃棄物となりますので、こちらも一般廃棄物を収集運搬できる業者を探さないといけません。
収集運搬業者なら、イベントなどで出た廃棄物を全てまとめて回収してくれる業者がありますので、イベント開催前に事前に回収を依頼しておくと安心ですね。
廃棄物の分別はあらかじめ行おう!
収集運搬業者に全て委託するとしても、ゴミの分別はしっかりと行っておかなくてはいけません。
とはいえ、廃棄するのはイベントに参加するお客様がほとんどなので、分別を行うのも簡単ではありませんよね。主催者はお客様が分別に協力してくれるよう、定期的な呼びかけを行ったり、ゴミ箱を数個設置してどのゴミ箱に何を捨てるのか分別してもらうよう、内容をわかりやすく記載するなどの工夫をしなくてはなりません。
またイベント終了時に出る廃棄物に関しても、丁寧に分別を行いましょう。
このような工夫をすることで、後片付けや収集運搬業者への委託作業がスムーズに行えます。分別の方法がわからない時は、収集運搬業者に直接問い合わせるという方法もありますので、聞いてみてくださいね。
SDG’sについて
最近注目されている「SDG’s」についてご存じですか?
持続可能な開発目標とされる「Sustainable Development Goals」の略称です。このSDG’sは2001年にミレニアム開発目標(MDG’s)の後継として採択されました。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標となっています。
SDG’sの観点から、ゴミの排出について新しい考え方が広まっています。
大量にゴミが排出されるイベント開催こそ、少しでもSDG’sな取り組みを行っていきたいものですよね。
最近ではプラスチック製のストローを廃止し、紙製のものを代用している大手企業が増えています。
ぜひ、イベント開催の際はSDG’sな取り組みを検討してみてください。
まとめ
いかがでしょうか。イベント時に排出されるゴミの処理についてご紹介させていただきました。ジェイ・グループではイベントや行事で排出される廃棄物の処理もお受けしております。
パッカー車で回収に伺うことも可能ですので、イベント開催の際はぜひご相談ください。
こちらのサイトでは、この記事の他にも、お祭りやイベントで排出されるゴミの処理についてまとめたコラムがございますので、ぜひそちらものぞいてみてくださいね。
また、イベント以外で排出された産業廃棄物の処理も可能です!気になることや質問がある方はお気軽にお問い合わせフォームまたはお電話よりご連絡ください。
株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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