INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2023.04.28 
POST :2023.04.28

繊維くずとリサイクル

皆さんは「繊維くず」って知っていますか?繊維くずとは、木綿や天然繊維、羊毛、布など繊維でできたごみの総称となります。
繊維くずは一般廃棄物に分類されるものと、産業廃棄物に分類されるものがあるので少し分かりにくいかもしれません。
産業廃棄物として分類される繊維くずの処理には、定められた法律に従ってマニフェストの発行の上、処理をしなければならないので注意しましょう!

 

産業廃棄物の繊維くずはどれ?

冒頭でもご紹介した通り、繊維くずは産業廃棄物として処理が必要なものと一般廃棄物として処理して良いものがあります。
では、どんなものが産業廃棄物の繊維くずにあたるのでしょうか?

【繊維工場】
繊維工場で発生する、糸くずや木綿くず、羊毛くず、麻くずなど

【建築現場】
建築現場で使用したロープやリフォーム工事などで発生した布くず、畳、じゅうたんなど

こういった繊維くずの場合は、全て産業廃棄物として分類されます。
また少しイメージしづらいかもしれませんが、アクリル繊維やナイロンのように合成繊維の場合は繊維くずという分類にはならず、「廃プラスチック類」として分類され、別の種類の産業廃棄物として、処理が必要になるので注意しておく必要があります。
ものによっては合成繊維と天然繊維が含まれた製品があると思いますが、そのような製品の場合は事前に各市町村や収集運搬業者に相談すると良いでしょう。

 

 

繊維くずのリサイクル方法

繊維くずはリサイクルして再活用されるものもあります。
今回は繊維くずのリサイクル方法の中から、いくつかのリサイクルをご紹介します。

【マテリアルリサイクル】
繊維くずはマテリアルリサイクルも行われています。
マテリアルリサイクルされた繊維くずは主にウエスとして再利用する方法と、反毛としてリサイクルする2つの方法があります。

【サーマルリサイクル】
サーマルリサイクルされた繊維くずは主に固形燃料化され再利用されます。

【動物の敷きわらに再利用】
繊維くずの中でも畳など、い草からできている繊維くずは、動物の敷きわらとして再利用することもあります。

 

 

繊維くずはジェイ・ポートへ

産業廃棄物として処理する必要のある繊維くずについては、ジェイ・ポートへご相談ください。合成繊維も廃プラスチック類として回収することも可能です。
繊維くずの処理について、分からないことやお困りごとがございましたらお気軽にお電話やお問い合わせフォームからご連絡いただければお応えいたします。

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断捨離マスター

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