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マメ知識

UPDATE :2023.04.28 
POST :2023.04.28

廃プラスチック類の種類と処理

現在、わたしたちの生活の中には様々なプラスチック製品が存在しています。何かとお世話になっているプラスチックですが、ゴミとして廃棄することも多いですよね。
事業で発生したプラスチック製品のゴミは全て、産業廃棄物の「廃プラスチック類」に分類されます。
廃プラスチック類は産業廃棄物の中でも種類が多く、その処理方法も様々です。
どんな物が廃プラスチック類になるのか、どう処理されているのかを知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は廃プラスチック類の種類と処理についてまとめてみました。

 

 

廃プラスチック類って?

わたしたちの生活の中で至る所に使用されているプラスチック製品。食器や食品のトレー、ペットボトル、事務用品や家具など様々な製品にはプラスチックが使われており、プラスチック製品が手に入らないといったことはないといえるでしょう。
廃プラスチック類とは、プラスチック製品を製造する上で生じるプラスチックの破片や、不要になったプラスチック製品のことを指します。
廃プラスチック類は産業廃棄物の中でも、リサイクルが推進されている廃棄物で様々な方法を用いて、再資源化されて活用されています。

 

 

廃プラスチック類の種類とは…

近年、身の回りの製品でプラスチック製のものは非常に多く、そのため廃プラスチック類として分類される製品は数多く存在します。
廃プラスチック類の定義は法律上、「合成樹脂くず、合成繊維くず、合成ゴムくずなど、固形状・液状の全ての合成高分子系加工物」とされています。
ペットボトルなどのように明らかにプラスチックでできている製品だけでなく、廃タイヤやポリエステルなど合成繊維でできた衣類なども廃プラスチック類として分類されるというわけです。
プラスチックの原料は原油となるので、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリプロピレン(PP)などに分けられています。
実際に、廃棄したい製品が廃プラスチック類に分類されるか判断がつかないという場合もあるかと思います。そういった場合には、ぜひ委託する収集運搬業者へ問い合わせてみてください。

 

 

廃プラスチック類はほとんどがリサイクルされる?

廃プラスチック類の処理方法としては、ほとんどがリサイクルに回されています。
そのリサイクル方法は大きくわけて3つあります。

◎サーマルリサイクル
廃プラスチック類を焼却する際に発生する熱を、熱エネルギーとして利用するリサイクル方法。暖房設備への再利用化や発電に使用されています。

◎マテリアルリサイクル
廃プラスチック製品を他の原料として再利用するリサイクル方法です。回収した廃プラスチック類を溶かして、再びペレット等に固形化して別の製品の原料として再利用します。
◎ケミカルリサイクル
廃プラスチック類は原油が元となっているため、プラスチックを化学的な処理を経て油化、ガス化して原料として再利用する方法です。

しかし全てがリサイクルされているわけではなく、使用できなくなった廃プラスチック類は焼却、埋立てされることもあります。なるべく資源を無駄にしないために、こういった方法ではなくリサイクルが注目されています。

 

 

廃プラスチック類は正しく処理しよう!

わたしたちの生活の中で欠かせない存在であるプラスチック。その大切な資源を絶やさないためにも廃プラスチック類を正しく処理することは重要になります。
プラスチックの廃棄について、正しく処理できているか今一度見直しをする必要があるかもしれません。
廃プラスチック類の廃棄にお困りの際や廃棄したい製品が廃プラスチック類にあたるのか分からないといったお悩みがある際は、ぜひジェイ・ポートへお問い合わせください。
ジェイ・ポートでは廃プラスチック類をはじめ、様々な産業廃棄物の処理回収をおこなっております。皆様のお問い合わせ、お待ちしております。

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断捨離マスター

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