ペットボトルとリサイクルの秘密
皆さんは普段、ペットボトルをどのくらいの頻度で使用するでしょうか?毎日使用しているという方も少なくないかもしれませんね。
ペットボトルは飲み物だけでなく、醤油などの調味料の容器などにも活用されています。
そんなペットボトル、皆さんはどのように廃棄していますか?ご家庭でも、会社でも分別という形で可燃ごみとは別にして廃棄することが多いでしょう。
この分別はのちのリサイクルにとって大切な前準備となります。なんと、日本では消費されたペットボトルの85%以上がリサイクルされています!
今回はそんなペットボトルとリサイクルについてご紹介いたします。
ペットボトルのリサイクル率
冒頭でご紹介した通り、日本では消費されたペットボトルの85%以上がリサイクルされており、過去10年近く85%前後のリサイクル率を保っており、高い水準でのリサイクルを維持しています。過去10年間で一番低かった年をみても2014年度の82.6%と十分に高いことが伺えます。
日本だけでなく、世界でも同じように高い水準のリサイクル率かというとそうではありません。2019年度の欧州でのリサイクル率は39.6%となっており、さらに2020年度のアメリカのリサイクル率は18.0%で非常に低い水準になっていて、日本のペットボトルのリサイクル率が世界中でもトップクラスのリサイクル率を誇ることがわかります。
このリサイクル率を保てるのは、消費者の皆さんがペットボトルを廃棄する際に、正しく分別できているためです。
ペットボトルはどうやってリサイクルされる?
ペットボトルはプラスチック製なので、プラスチックとしてリサイクルされます。
プラスチックのリサイクルは主に、「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」「サーマルリサイクル」の3つがあります。
とくにペットボトルでは「ボトル to ボトル」と呼ばれる、ペットボトルを再原料化して新たにペットボトルとしてリサイクルする方法も話題となっています。
この「ボトル to ボトル」で再商品化されている割合は30%となっています。ペットボトルからペットボトルへリサイクルするためには、きれいな状態でなければいけないため、この割合からみても日本でペットボトルという資源の使い方が非常に大切にされていることが伺えますね。
また、カスケードリサイクルと呼ばれるペットボトルをフレークやペレットにして、ペットボトル以外の製品をつくるリサイクル方法もあります。このカスケードリサイクルでは、食品トレイや卵パックなどに使用される「シート」や繊維、靴、服などの化学製品としてリサイクルされています。
ペットボトルとして再資源化されなかった品質が劣化したプラスチックも大切な資源として活用されていることがわかります。
廃ペットボトルはジェイ・ポートへ
オフィスや工場などで消費されたペットボトルは産業廃棄物の廃プラスチック類に分類されます。そのため、産業廃棄物として適切な処理が必要になります。
ジェイ・ポートでは廃棄されたペットボトルを「ボトル to ボトル」をはじめ、様々な方法でリサイクルできるよう処理しています。ペットボトルの廃棄なら、ジェイ・ポートにお任せください。
リサイクルを循環させて、資源を無駄にせず未来のために有効活用していきましょう。
株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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