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UPDATE :2023.10.24 
POST :2023.09.02

タイヤの処理はどうする?廃タイヤの処理方法について詳しく解説!

タイヤの処理はどうする?廃タイヤの処理方法について詳しく解説!

 

私たちが普段生活している中で利用する機会が多い車。皆さんも日常生活の中で、自分で運転したり、タクシーやバスなどの公共機関の車を利用したりしているかと思います。

車には必ず「タイヤ」がついています。

このタイヤは車種によって大きさが異なります。特にトラックなどの大型車のタイヤは男性でも運ぶのが困難な場合もあります。

タイヤは運転を続けていくと、すり減っていき、タイヤの溝が浅くなります。溝の深さが1.6mm未満のタイヤは法律で使用禁止となっているので、交換が必要です。

商用車やトラックなどお仕事で使用される車のタイヤは産業廃棄物として処理することが必要になります。

この不要になったタイヤをどうやって処理すれば良いのでしょうか。

今回はそんなタイヤの処理についてご紹介します。

 

産業廃棄物とは?

 

はじめに産業廃棄物について概要をお話します。

産業廃棄物とは、産業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃棄物処理法で定義された20種類の廃棄物のことを指します。この産業廃棄物の処理は、都道府県知事から許可を受けた産業廃棄物処理者に委託して処理をする必要があります。

産業廃棄物は、環境汚染や健康被害、生態系への悪影響などの原因となるため、適正に処理することが重要です。

また、産業廃棄物には量に関する規定がありません。そのため、排出量が少なかったとしても必ず適正な処理方法で処理しなければなりません。

 

廃タイヤについて

 

次に、廃タイヤについて詳しくお話したいと思います。

溝の深さが1.6mm未満のタイヤは法律で使用禁止となっているので、交換が必要です。

タイヤを保管するときにそれなりのスペースを必要とします。

不要になったタイヤも同様に処理するまでは保管するためにスペースを確保しなければなりません。かなりスペースをとるので、なるだけ不要なタイヤは早めに処理したいものです。

しかし、廃タイヤはゴムやワイヤーなどの素材が組み合わせて作られているので、自治体での廃棄処理が困難です。このような理由から廃タイヤは「適正処理困難物」に指定されているので、自治体では回収を依頼できません。

つまり粗大ごみとして回収することはできないということになります。

 

※例外として、一部の自治体では別料金で回収している場合もあります。

 

どのようなタイヤが廃タイヤに該当するのか

 

冒頭でもお話した通り、タイヤは消耗品ですので、使用していくうちに、徐々にすり減っていきます。タイヤがすり減ると、タイヤの溝が浅くなっていきます。

溝の深さが1.6mm未満のタイヤは法律で使用禁止となっているので、交換が必要です。

また、タイヤの溝が浅くなると、タイヤが水膜によって浮いてしまい、ハンドルやブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすくなります。この現象は新品のタイヤでも雨の日の高速道路でスピードを出しすぎると発生しますが、溝が浅くなると速度が低くても発生しやすくなります。

ですので溝の深さが浅くなったら新品のタイヤに交換することになりますが、その際に古いタイヤは廃タイヤとして扱われます。

 

不要なタイヤの処理方法

 

ここからは廃タイヤの処理方法をご紹介します。

 

①タイヤショップ・自動車用品店で処理する方法

1つ目はお近くのタイヤショップ、または自動車用品店を利用して処理する方法です。

一般的にはタイヤを新しく購入したときや交換の際に、そのまま引き渡すケースが多いでしょう。この方法のメリットは、手間がかからず、費用も安価であるということです。

 

②自動車ディーラーで処理する方法

自動車ディーラーでも、タイヤの処理を依頼できます。

自動車ディーラーではさまざまなメーカーを取り扱っているため、車種に関係なく処理できます。正規ディーラーよりも中古車販売ディーラーのほうが良心的な価格で引き取ってもらえる場合があるのでおすすめです。

 

③ガソリンスタンドで処理する方法

ガソリンスタンドによってはタイヤを処理できる場合があります。

特に従業員が常駐している大きなガソリンスタンドですとタイヤの処理を引き受けている可能性があります。しかし、全部のガソリンスタンドがタイヤの処理をしているわけではないので、ガソリンスタンドに確認が必要です。

 

④産業廃棄物処理業者に依頼する方法

産業廃棄物に関しては、専門の産業廃棄物処理業者に依頼するのがおすすめです。

次項で詳しくご紹介します!

 

タイヤの処理は産業廃棄物処理業者に依頼するのがおすすめ

 

平成23年4月以降、廃タイヤは通常の産業廃棄物になりました。

廃タイヤは廃プラスチック類に分類され、産業廃棄物として適切に処理をする必要があります。

以前はタイヤ販売店が廃タイヤの回収、処理を行ってくれることも多くありましたが、平成23年4月1日以降、産業廃棄物処理運搬業の許可がないタイヤ販売店はタイヤの回収、処理ができなくなってしまいましたので、処理の方法に困っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、産業廃棄物処理運搬業の許可を得ているタイヤ販売店や産業廃棄物処理業者であれば、廃タイヤの回収、処理が可能なのでまずは連絡をしてみましょう!

 

産廃業者に処理を依頼するメリット

 

廃タイヤの処理が厳しくなった今、依頼する業者選びはとても重要になります。知らず知らずのうちに法を侵さないためにも、しっかりと許可を得ている業者に依頼する事が重要になります。許可を受けた産廃業者なら確実に処理、処理してくれるので安心して依頼することができます。

また、企業活動の中で廃タイヤ以外にも様々な産業廃棄物が出てきますよね。

わたしたちジェイ・ポートのように、何種類かの産業廃棄物を一括で回収している業者も少なくはありません。一度で回収してもらえるに越したことはないですよね。

また、ジェイ・ポートは産業廃棄物の持ち込みだけでなく、回収を行っているので重いタイヤをわざわざ運ぶ必要もなく、お客様のご都合に合わせて回収に伺います。

 

廃タイヤの不法投棄は止めましょう

 

先月、とある県の湖で、釣りに来た人が大量のタイヤが浮いているのを発見し通報したというニュースがありました。不法投棄されていたタイヤの数は92本もありました。

このようにタイヤを人気がない場所に不法投棄するのは法律で禁止されています。

確かにタイヤを廃棄するのは大変ですが、このように不法投棄するのは犯罪ですので絶対に止めましょう。

 

タイヤの処理はお任せください!

 

不要なタイヤはジェイ・ポートで処理いたします!

タイヤの処理1本からタイヤ以外の産業廃棄物の処理、回収まで様々なご要望に対応させていただいております。社内で不要になった産業廃棄物がある場合には、お気軽にご相談いただけますと幸いです。

ジェイ・ポートでは処理の際に必要なマニフェストの発行も対応させていただいております。現在は、電子マニフェストの発行についても進んで行っておりますので、廃タイヤの処理や産業廃棄物の処理にお困りの際はわたしたちジェイ・ポートにお任せください!

株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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この記事を書いたスタッフ

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