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UPDATE :2024.09.28 
POST :2024.09.28

ファン付き作業着の処分にお困りの企業様必見!大阪でファン付き作業着の処理の仕方をお教えします。

近年、記録的な猛暑が続く夏場を中心に、暑さ対策としてファン着き作業着を導入する企業が増えています。
ファン付き作業着の小型ファンは乾電池やバッテリーで稼働する為、廃棄の際は注意が必要です。

ここではファン付き作業着の処理方法について見ていきたいと思います。

ファン付き作業着とは

ファン付き作業着とは、バッテリーで可動する小型ファンを内蔵した作業着のことです。ファン付き作業着は上着に電動ファンが内蔵されているため、ファン付き作業着を着ることで、ファンから服の中に外気が取り込まれ、汗を蒸発させて身体を冷やし、涼しく快適に過ごすことができます。空調服🄬や空調風神服という商品名で販売されています。

ファン付き作業着の寿命

ファンの寿命

ファンの寿命は日頃どれだけ使っているかによって変わってきます。当然長時間使う機会が多ければ多いほど、壊れるまでの期間は短くなるわけです。3つのパーツの中で、もっとも消耗品としての面が強く壊れやすいため交換・修理のタイミングを見計らうことが重要になってきます。
パソコンのファンを想像するとわかりやすいですが、一般的な寿命は2~3年程度が目安となります。大切に使えば5年程度持つこともありますが、3年が経過したらいろいろな問題が出てきて買い替え・交換の検討が必要になってきます。
交換時期のタイミングに関しては、寿命が近づくとファンの変形による異音が生じることがあります。
また、体感的に以前より冷却効果が弱まったと感じたら買い替え時です。明らかに調子が悪くなったファンを無理して使っていると、せっかくのファン付き作業着の効果が損なわれてしまう恐れもあります。ファンがうまく機能していないと、同じ電力を消費しているにも関わらず調子がよいファンのファン付き作業着に比べて冷却効果が劣ってしまいます。コストの点から考えても「そろそろガタがきたな」と思ったタイミングで交換を検討しましょう。
もうひとつ、経年・消耗による寿命のほかに、さまざまな理由で壊れてしまうことがあります。とくに多い原因は使っていない時期にウェアを無理なたたみ方で保管したことによる変形です。たたんだファン付き作業着のうえに他の服を積み重ねて保管するなどして重量がかかると、ファンが変形してしまう恐れがあります。
また作業中にファンの部分が何かに引っかかって壊れてしまうこともありますし、溶接現場など高熱が発生する現場では熱によるファンの変形もリスクとして考えられます。寿命以外の理由で思いがけなく早い時期に壊れてしまうこともあるわけです。

バッテリーの寿命

もう一つの消耗品と言えば、バッテリーも交換のタイミングが重要です。
ファン付き作業着で使用される一般的なモバイルバッテリーは500回程度は充電できると言われています。一日にどれだけファン付き作業着を作動させて電力を消費するのか、どれぐらいの頻度で充電するかによって寿命が来るまでの期間が変わってきます。単純に考えれば1日1回充電して1年半程度、シーズンオフは使わないことも加味して、こちらもファンと同様2~3年ぐらいがひとつの目安になるでしょう。
交換時期のタイミングは、明らかに消耗が速くなったときです。以前に比べてファン付き作業着を連続して使用できる時間が短くなったと感じたら、それはバッテリーの消耗が進んで電力供給量が少なくなった証拠です。劣化がはじまると消耗が急速に進むことが多いため、短くなったと感じた段階で交換を検討するようにしましょう。
対処法は2つのバッテリーを併用することです。交互に使うことで消耗を防ぐことができますし、もし片方の消耗が激しくなって長時間使えなくなったときも、もうひとつを使えます。さらにほとんど使い物にならなくなってしまったときにも、新しいバッテリーを購入するまでファン付き作業着の使用を中断せずに済みます。
なお、バッテリーは繰り返し充電するだけでなく、自然放電によっても寿命が短くなります。バッテリーを使わずに放置しているだけでも、自然と電力が少しずつ消費していきます。そしてバッテリー残量がゼロの段階で保管しておくと、急速に消耗してしまいます。使う機会がないときには、30~50%程度の状態で自然放電の余裕をもたせたうえで保管するようにしましょう。

服の寿命

3つのパーツの中でも、もっとも長持ちするのが服です。一方で、ファンとバッテリーは壊れたら新しいものに交換すれば済むのに対して、服が破れてしまうと補修が難しく全面的に買い直さなければなりません。
作業着ですから、よく使う部分が傷みやすくなります。物流業など荷物の上げ下げをよくする作業では、脇から腕の部分に傷みや破れが生じやすいですし、溶接など高熱の作業を行う場合には袖口が傷みやすくなります。ほつれや破れが生じると、空気循環による冷却効果が急速に落ちてしまうので気をつけましょう。
これもバッテリーと同様、予備を用意しておくといいでしょう。バッテリーやファンに比べて買い直すのが難しいため、一着しか持っていないと壊れてしまった時に修理や交換するまでの間、ファン付き作業着を使えない期間が生じてしまいます。2~3着ほど用意していざ壊れたときに備えておくもよし、交互に使うことで消耗を遅らせるのもよし、一着にこだわらない使い方も検討してみましょう。なお、予備を用意するときにはファンとバッテリーを使い回せるタイプで揃えるのがおすすめです。

ファン付き作業着の廃棄方法

上記のように寿命が来てしまったファン付き作業着の廃棄はどのように行えばいいでしょうか。
会社で支給されたファン付き作業着は産業廃棄物になります。
服の部分はポリエステルで出来ている事が多いので「廃プラスチック類」、
ファン部分は「廃プラスチック類」、「金属くず」の混合、
バッテリーは「廃プラスチック類」、「金属くず」、「汚泥」の混合廃棄物になります。

バッテリーの処分は専門でされている業者さんが多いので、服やファンの部分とバッテリーは分別する必要があります。

産業廃棄物とは?

そもそも産業廃棄物とはなんでしょうか?

まずは産業廃棄物について概要をお話します。

産業廃棄物とは、産業活動に伴って生じた廃棄物のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」で定義された20種類の廃棄物のことを指します。この産業廃棄物の処理は、都道府県知事から許可を受けた産業廃棄物処理者に委託して処理をする必要があります。

産業廃棄物は、環境汚染や健康被害、生態系への悪影響などの原因となるため、適正に処理することが重要です。

また、産業廃棄物には量に関する規定がありません。そのため、排出量が少なかったとしても必ず適正な処理方法で処理しなければなりません。

産業廃棄物の種類は以下の20種類です。

①燃え殻、②汚泥、③廃油、④廃酸、⑤廃アルカリ、⑥廃プラスチック類、⑦※紙くず、⑧※木くず、⑨※繊維くず、⑩※動植物性残さ、⑪※動物性固形不要物、⑫ゴムくず、⑬金属くず、⑭ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、⑮鋼さい、⑯がれき類、⑰※動物のふん尿、⑱※動物の死体、⑲ばいじん、⑳これらを処分するために処理したもの

特別管理産業廃棄物とは

次に特別管理産業廃棄物についてお話しします。

特別管理産業廃棄物とは、廃棄物処理法で、「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」を特別管理産業廃棄物として規定し、必要な処理基準を設け、通常の廃棄物よりも厳しい規制を行っています。

産業廃棄物は、排出事業者責任の原則に基づき、事業者がその処理責任を負います。事業者は、自ら特別管理産業廃棄物処理基準に従って処理を行うか、特別管理産業廃棄物の許可業者に運搬又は処分を委託しなければなりません。

事業系一般廃棄物とは

会社やお店など事業活動から出るごみは、事業系ごみです。

一般家庭生活から出るごみ以外のごみが該当し、農業、宗教法人、NPO、お店兼住宅のお店部分から出るごみなども含みます。事業系ごみのうち、上記の通り法定の20種類の産業廃棄物以外を事業系一般廃棄物と呼びます。

事業系一般廃棄物の処理については事業者に処理する責任があります。自ら市町村の処理施設へ搬入するか、一般廃棄物収集運搬業者に委託する必要があります。

会社やお店から出る事業系のごみは、家庭ごみ集積所には出せません。違反した場合は不法投棄になり、罰則が適用されます。

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」とは?

廃棄物処理法は、廃棄物の排出抑制と処理の適正化により、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図ることを目的とした法律です。産業廃棄物を排出する事業者は、その処理・保管・運搬などについて、廃棄物処理法に基づく各種基準を遵守しなければなりません。廃棄物処理法は、昭和45年(1970年)に制定され、今日でもなお、廃棄物問題の解決に向けて重要な役割を果たしています。

産業廃棄物の排出事業者は、自らの責任で処理しなければなりません。処理できない場合は、業者に委託することができます。委託の際には、委託基準に則った契約を結び、マニフェストを使用して管理する必要があります。

廃棄物問題は現在もなお深刻な問題であり、廃棄物処理法の更なる充実が求められています。そのためには、私たち一人一人が、廃棄物の排出を抑制し、適切に処理することが必要です。

ファン付き作業着の依頼方法

ファン付き作業着の処理を依頼する際は、最初に依頼先の業者が混合廃棄物に含まれている廃棄物の分類すべてに対応できる許可を持っているかどうかを確認しましょう。その上で、マニフェストの廃棄物の種類の欄で、該当する複数の項目にチェックを入れるか、その廃棄物の一般的な名称を記載し、交付すれば完了です。ファン付き作業着の場合は「廃プラスチック類」、「金属くず」、「汚泥」が許可品目に含まれているかを確認する必要があります。また服やファンの部分とバッテリーで処分業者が異なる場合は行先に応じた枚数のマニフェストを用意する必要があります。

ファン付き作業着の処理方法

ファン付き作業着を処理する方法は大きく分けて2つあります。

①排出事業者が自ら処理施設に搬入する

②収集運搬業者に委託する

ファン付き作業着の分別作業

株式会社ジェイ・ポートではファン付き作業着とバッテリー部分の分別作業を請け負います。

詳しいお見積り等はお問い合わせください。

悪徳な産業廃棄物処理業者を見極める方法

産業廃棄物の処理を処理業者に依頼する際には、その業者が悪徳業者かどうかを見極める必要があります。

①産業廃棄物収集運搬許可証を持っているか

他者から委託され、産業廃棄物を収集運搬するには、「産業廃棄物収集運搬許可証」を持っている必要があります。

この許可証を持っていない状態で産業廃棄物を処理したり運搬したりすることは法律で禁止されています。

したがって、この許可証を持っていない産業廃棄物処理業者は、悪徳業者の可能性が高いと言えるでしょう。

このような許可証を持っていない業者は、不法投棄している可能性があります。不法投棄をした場合、その業者だけではなく依頼した方にも責任が発生してしまうので気を付けましょう。

確認方法としては、ホームページで産業廃棄物収集運搬許可証を持っているかを調べる方法が有効です。

②適切な価格設定かどうか

産業廃棄物の処理価格にはある程度の相場があります。

その相場よりも異常に安い場合は要注意です。

異常に安い処理価格設定の背景にあるのは、産業廃棄物の処理を適切に行っていないか、安いと謳っておきながら、あとで別プランで追加料金を請求しようとしているケースが考えられます。

1つの業者だけを見るのではなく、複数の業者で見積りを取って比較するのが悪徳業者に依頼してしまうリスクが少なくなります。

③産業廃棄物の処理実績

見極める方法の3つ目は産業廃棄物の処理実績がしっかりあるかどうかです。

実績がきちんとある産業廃棄物処理業者は信頼性が高いです。

依頼する前に情報収集を行い、しっかり実績がある産業廃棄物処理業者を選びましょう。

ジェイ・ポートではファン付き作業着の処理ができます!

ファン付き作業着の処理に困ったらジェイ・ポートまでご連絡ください!

煩わしい産業廃棄物処理委託契約に纏わるアレコレも解決します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回のコラムをまとめると、

ファン付き作業着を廃棄する場合は、バッテリーとその他部分を分ける必要がある。バッテリーの処分業者は専業でされていることが多いのでバッテリーとその他部分は別々の処理業者に委託する必要が生じてくる。そうなると契約書作成業務が煩雑になってくる。ジェイ・ポートなら煩雑な契約書作成業務も解決可能。

ジェイポートは、産業廃棄物処理において、高品質で安全なサービスを提供しています。

今回ご紹介したファン付き作業着以外にも、様々な種類の産業廃棄物を処理することが可能です。

わからないことがあればお気軽にお問い合わせください。

株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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この記事を書いたスタッフ

森田 一誠

森田 一誠 笑う産廃セールスマン

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