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UPDATE :2025.01.31 
POST :2025.01.31

蛍光灯・照明器具の処理でお困りの企業様へ

1. 企業にとって意外と難しい?蛍光灯・照明器具の廃棄問題

オフィスや工場、店舗など、あらゆる事業活動で使用される蛍光灯や照明器具。しかし、交換後の処理に関して「どう廃棄すればいいのかわからない」とお困りの企業様も多いのではないでしょうか?

蛍光灯には水銀が含まれており、不適切な処理をすると環境汚染の原因になることがあります。また、照明器具の廃棄は一般廃棄物ではなく、産業廃棄物として適正に処理する必要があるケースも多くあります。本記事では、蛍光灯・照明器具の適正処理について詳しく解説し、株式会社ジェイ・ポートが提供する安心・安全な処理サービスについてご紹介します。

 

2. 水銀使用製品の危険性とは?

水銀を含む製品の不適切な処理は、環境や健康に深刻な影響を与える可能性があります。

環境汚染のリスク

  • 水銀が適切に処理されずに埋め立てられると、土壌や地下水を汚染する恐れがあります。
  • 雨水などによって流出し、河川や海洋へ広がることで、生態系に悪影響を及ぼします。
  • 大気中に拡散し、広範囲にわたる汚染を引き起こす可能性もあります。

人体への影響

  • 水銀は吸入することで神経系や内臓に悪影響を与える可能性があります。
  • 食物連鎖を通じて魚介類に蓄積し、人体に取り込まれることで健康リスクを高めます。
  • 特に妊婦や小さな子どもへの影響が大きく、発育障害や神経障害を引き起こすリスクがあります。
  • 慢性的な水銀暴露は、記憶力の低下や視覚・聴覚障害を引き起こすことが報告されています。

蛍光灯の製造禁止の動きについて

近年、環境負荷の低減を目的として、各国で水銀を使用した製品の規制が強化されています。日本でも2027年には一部の蛍光灯の製造が禁止される見通しですが、すべての蛍光灯が即座に市場からなくなるわけではありません。

日本の水銀規制と蛍光灯製造禁止の背景 日本は2013年に採択された「水俣条約」に基づき、水銀の使用削減を進めています。これにより、日本では2027年以降、一部の水銀を含む蛍光灯の製造と輸出入が禁止される予定です。対象となるのは主に一般的に使用される直管蛍光灯やコンパクト蛍光灯であり、特定用途向けのものについては一定の猶予期間が設けられています。

蛍光灯の市場と今後の展望 LED照明の普及が進む中で、蛍光灯の使用は徐々に減少すると予想されます。しかし、現在も多くの企業や施設で蛍光灯が使用されており、交換時の適正な処理が求められます。特に、使用済みの蛍光灯が産業廃棄物に分類される場合、適切な処理が不可欠です。

そのため、今後も産業廃棄物処理の重要性は変わらず、企業として適正な処理を行うことが不可欠です。

 

3. 知っておきたい!蛍光灯・照明器具の種類と処理方法

蛍光灯や照明器具にはさまざまな種類があり、それぞれ適切な処理方法が求められます。これらの処理を適切に行うことで、環境への負荷を軽減し、資源の再利用を促進することが可能となります。

蛍光灯の種類と処理のポイント

  • 直管蛍光灯(一般的なオフィス・工場で使用)

長寿命で高効率な光を提供し、オフィスや工場、学校などで幅広く使用。

廃棄時には適切なリサイクル処理が求められる。

近年ではLED直管照明への移行が進んでおり、電力消費の削減にも貢献。

  • コンパクト蛍光灯(住宅や小型照明に多い)

小型ながら明るさを確保できるため、住宅や商業施設で使用される。

一般的な電球ソケットに適応可能なタイプもあり、省エネ対策として普及。

  • 円形蛍光灯(家庭や施設でよく使われる)

天井照明として広く普及し、均一な明るさを提供。

交換後の廃棄処理が重要で、水銀含有のためリサイクル対応が求められる。

  • 水銀灯(工場や街路灯に使用)

高輝度で広範囲を照らすため、大型施設や屋外照明に利用。

水銀の含有量が高く、厳格な処理基準に従って適切な処理が必要。

LEDへの切り替えが推奨されており、電力コスト削減にも貢献。

 

これらの蛍光灯・水銀灯には水銀が含まれているため、適切にリサイクル処理する必要があります。

照明器具の処理方法

照明器具の廃棄も一般廃棄物ではなく、産業廃棄物として分類されることがほとんどです。さらに、照明器具には以下のような素材が含まれており、適切な処理が求められます。

  • 金属フレームや配線のリサイクル

    金属部分はリサイクル可能であり、適切に分別することで再利用可能。

    銅やアルミニウムなどの貴重な資源が含まれているため、分別が重要。

  • プラスチック部品の処理

    一部のプラスチックはリサイクル可能だが、種類によって適切な処理が必要。

    燃焼処理する場合は環境への影響を考慮し、適切な施設で処理されるべき。

  • 電子基板の適正処理

    照明器具には電子基板が含まれることがあり、産業廃棄物として分類される。

    再利用可能な部品があるため、専門業者による回収とリサイクルが推奨される。

  •  

    バラスト(安定器)の適切な分別処理

     

    古い蛍光灯や水銀灯のバラストにはPCB(ポリ塩化ビフェニル)が含まれている可能性がある。

    PCBを含む場合は特別管理産業廃棄物となり、法律に則った適切な処理が求められる。

    PCBを含まないバラストは、適正な分解を行い、金属部分をリサイクル可能。

  •  

    一部の照明器具は特殊リサイクル処理が必要

    大型の照明器具や特殊用途向けの器具は、一般的なリサイクルが困難な場合がある。

    解体・分別を行い、適切な処理をすることで資源の再利用が促進される。

  •  

    大型施設向けの照明器具は適正な分解・処理が必要

    工場や商業施設で使用される大規模な照明設備は、専門業者による適正な解体が必要。

    部品ごとに分別し、リサイクル可能なものと処理が必要なものを分けることで、環境負荷を低減。

  •  

    廃棄時にリサイクル可能な部品を分別することが推奨される

    リサイクル可能な素材が含まれているため、適切な方法で分別することが重要。

    環境負荷の低減と資源の有効活用を目指し、再利用の促進を検討することが推奨される。

4.蛍光灯処分までの流れ

ジェイ・ポートでは水銀使用製品産業廃棄物の収集・運搬業(積替え保管含む)許可を得ておりますので、蛍光灯の処理が可能です。

蛍光灯の処理の流れは以下の通りになります。

 

①お問い合わせ

②お見積り

③ご契約

④引き取り

⑤マニフェスト発行

⑥積み替え、保管

⑦処分場へ搬出

 

蛍光灯は1本から回収、対応しております。処理費用は30本以下は本数ごとの料金で計算、31本以上から1kg単位の料金(計量は10kg単位)で計算となります。

また、委託契約手数料として、初回のみ3,300円いただきますのでご了承ください。

※割れた蛍光灯は処理方法が異なるため、料金が高くなりますのでご注意ください。

 

 

5. 照明器具の適正処理と法規制について

照明器具の廃棄は、環境保護と法令遵守の観点から適正な処理が求められます。特に、企業が照明器具を廃棄する際には、法令に基づいた適正な処理が必要となります。以下では、照明器具の適正処理方法や法規制について詳しく解説します。

照明器具の適正処理の重要性

  • 適正な処理を行うことで、環境への悪影響を防ぐことができる。

  • 廃棄物の適切な分別・リサイクルにより、資源の有効活用が可能になる。

  • 適正処理を行わないと、不法投棄と見なされるリスクがあり、企業の信用を損なう恐れがある。

照明器具の廃棄に関連する法規制

日本では、産業廃棄物処理に関する法律が制定されており、企業はそれに従った処理を行う必要があります。以下は、主な関連法規です。

  • 廃棄物処理法(廃掃法)

    産業廃棄物として適正な処理が義務付けられている。

    不適切な処理を行った場合、排出事業者責任が問われる。

  • 資源有効利用促進法

    リサイクルを促進し、廃棄物の削減を推奨。

    一部の照明器具はリサイクルの対象となる。

  • 水銀汚染防止法

    水銀を含む照明器具の適正な処理が義務付けられている。

    不適切な処理を行うと、水銀汚染の原因となる。

照明器具の処理フロー

  1. 使用済み照明器具の分別

    LED照明、蛍光灯、水銀灯など、種類ごとに適切に分別する。

    水銀を含む製品は特別管理産業廃棄物として適正に処理。

  2. 専門業者による回収・リサイクル

    許可を持つ業者に依頼し、リサイクル可能な部品を選別。

    安定期や金属部品などは再資源化が可能。

  3. 廃棄物管理と証明書の発行

    産業廃棄物処理の証明書を取得し、法的責任を果たす。

    処理の透明性を確保し、コンプライアンス遵守を徹底。

 

 

5. ジェイ・ポートが提供する照明器具の適正処理サービス

株式会社ジェイ・ポートは、産業廃棄物処理の専門業者として、照明器具の適正処理をサポートしています。企業が直面する廃棄問題を解決し、環境保護とコンプライアンス遵守を実現するため、以下のサービスを提供しています。

ジェイ・ポートの強み

  • 回収から処理までワンストップ対応

    使用済みの照明器具を迅速に回収し、適切に処理。

    企業の負担を軽減し、スムーズな処理フローを提供。

  • 環境負荷の低減を重視

    リサイクル可能な部品を最大限活用し、廃棄物の削減に貢献。

    法令を遵守した処理を行い、環境への配慮を徹底。

  • マニフェストの発行による安心の提供

    産業廃棄物の適正処理を証明する書類を発行。

    コンプライアンス対策としても活用可能。

企業向けのカスタマイズプラン

ジェイ・ポートでは、企業のニーズに応じた柔軟な処理プランを提案しています。

  • 定期回収プラン

    オフィスや工場など、大量の照明器具を使用する企業向け。

    定期的な回収と処理により、廃棄物管理を効率化。

  • スポット回収プラン

    照明設備の更新時など、一時的に大量の廃棄物が発生する場合に対応。

    必要なタイミングで迅速に回収・処理。

  • コンプライアンス対応プラン

    規制を遵守し、企業の環境対策をサポート。

    廃棄物処理の透明性を確保し、適切な処理を実施。

 

5. まとめ|蛍光灯・照明器具の処分にお困りならジェイ・ポートへ!

  • 蛍光灯・照明器具の適正処理は企業の環境対策にもつながる
  • 法令を遵守し、適切な処理を行うことが重要
  • ジェイ・ポートなら安心・安全な処理を提供し、手間を削減できる
  • 企業の廃棄物管理の負担を軽減し、持続可能な社会の実現を支援

大阪エリアで蛍光灯・照明器具の処理を検討されている企業様は、ぜひジェイ・ポートへご相談ください!

ジェイ・ポートは、企業の廃棄物処理をサポートし、持続可能な社会の実現に貢献します。

株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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この記事を書いたスタッフ

建部 信吾

建部 信吾

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