あれも捨てたい、これも捨てたい・・・でも捨てるにはルールがある！

皆様のオフィスから顔を出す産業廃棄物、処理の仕方はわかりづらいものですね。

そんな皆様の力になるために！産廃のお困りごとや疑問解決のお供をさせていただきます、ワタシが産廃マエストロです！

 

スケルトン解体について

スケルトン解体は、建物を支える柱や梁、床などの構造を指す言葉で、建物の根幹を成す構造や骨組みのことです。その骨組みを残し、解体工事を進めます。建物や家屋を全て解体するのではなく、骨組みまたは構造部分は残しつつ、内装やその他設備を取り壊すことです。

スケルトン解体の方法は、構造物に関しては何も手をつけずに、家具または配管といった内装設備を取り除き、中身を空っぽにする方法です。

 

 

メリットとデメリット

 〇メリット

①費用が安い

柱や梁、床や屋根・外壁など、手をつける必要はなく、建物や家屋全体を解体する時と比べ、工事にかかる時間や作業負担もそれほど重くなりません。ですので、解体工事をした時に、発生する廃棄物の処理費用についても、建物全体を解体する時と比べ高くなりません。

 

②利便性向上

スケルトン解体後は、次の店舗や飲食店・住宅・事務所として新たな内装設備を整えていきます。

その新たな工事を通して、新しい設備の導入や配管・配線の張り替え、耐震性強化や防音など、利便性を得やすくなります。工事前にどういった問題があるか業者とコミュニケーションを図ることで、そのニーズに沿った建物にします。建物全体を見た時に、以前よりも便利さや快適さを高めた状態で利用が可能です。

 

〇デメリット

①内部の腐食・建物の老朽化

建物の年数が長い場合、再利用することで、内部の腐食また建物の老朽化が進みます。基本的な構造物に関しては古くなったものをそのまま使い続けますので、新たな補強や補修工事を行うことで老朽化を抑えられますが、その分費用も高くなります。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

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