INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2022.11.25 
POST :2022.11.25

これからの寒さ対策に!エアコンをチェックしてみませんか?

秋から冬にかけて段々と寒くなる季節となりました。冬の寒さへの対策はお済ですか?
今回はエアコンの処分についてご紹介させていただきます。
皆さんはエアコンを買い替える際にどのように処分するのかご存じでしょうか。
基本的に、事業用としてオフィスや仕事場などで使用している「業務用エアコン」は産業廃棄物として処分する必要があります。業務用エアコンを処分する際は、自治体回収で捨てることはできませんので、自治体から認可を受けた業者または産業廃棄物収集運搬の許可を取得した業者に回収を依頼することになります。

 

業務用エアコンを処分する際の注意点

業務用エアコンには「フロンガス」と呼ばれる物質が使用されています。このフロンガスは地球温暖化に悪影響を及ぼすことが問題視されているため、フロン回収・破壊法という法律で確実に回収され、破壊しなければならないと定められています。
正しい方法で処分しないと、法律を犯してしまうことになりかねないので信頼できる業者を選ばなければなりません。

処分の流れについて

業務用エアコンの処分は業者によって大きく分けて2つの流れがあります。
産業廃棄物取扱者がフロン回収と機器廃棄をまとめて行える場合と、フロン回収業者と機器廃棄業者の2つの業者がそれぞれ作業を分担して行う場合です。
先ほどご紹介した通り、法律によってフロンの取り扱いは厳しく定められているため、フロンの回収が行える業者は限られています。
いずれの場合もエアコン機器本体からフロンを回収し、その後に本体を廃棄するという流れになります。
フロンの回収にはフロン回収行程管理票、フロンを抜いた機器本体は産業廃棄物管理票(マニフェスト)に従って処理を行う必要があります。

フロンガスの今後の課題

地球温暖化の原因とされるオゾン層の破壊、「特定フロン」からオゾン層を破壊しない「代替フロン」へ転換の実施が進められています。
ただ代替フロンはオゾン層を破壊しないものの、地球温暖化係数(GWP)が二酸化炭素の数十倍から一万倍超と高いので、地球に強力な温室効果をもたらすことが懸念されています。
そこで、オゾン層の破壊効果もなく、温室効果の少ない「グリーン冷媒」への転換が必要とされています。
業務用エアコンは今も「特定フロン」が使用されているので、代替フロン冷媒への変更または、グリーン冷媒への変更を進めていかなくてはなりません。

まとめ

エアコンの処分について詳しい内容をまとめてみましたが、いかがでしょうか。業務用エアコンはフロンガスが使用されているので、処分方法がとても厳しいことがわかりました。
ジェイ・ポートでは業務用エアコンについても処分実績が多数あります!
フロン回収と機器本体の廃棄をまとめて行うことが可能ですので、処分業者に迷った際はぜひジェイ・ポートにご相談ください。
ご相談いただければ、お見積りについても詳しくお出しすることが可能です。

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断捨離マスター

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