データのスキャンや紙の印刷などで活躍する複合機。家庭で使用しているもので故障してしまったときや交換時など不要になったときは粗大ゴミとして処理すると思います。
しかし、オフィスや学校などで使用している業務用複合機はどのように処理するのかご存じでしょうか。業務用の複合機の場合、法律で決められた方法に基づいて、「産業廃棄物」として処理する必要があります。
※リースしている業務用複合機はリース元の会社が所有者になりますので利用者が勝手に処理したり、売ったりできません。リースの返却手続きを行いましょう。
今回は複合機の処理する際にどのような処理を行っているのか、ご紹介いたします。
データの消去は忘れずにしておこう
一番重要なのが複合機に入っているデータの管理、情報の消去です。
処理する前に複合機にしか入っていない大切なデータが、そのままになっていないか確認する必要があります。そのまま処理に出してしまうともう復元ができなくなるので、注意しましょう。
必要な情報が入っているSDカードやデータなどは全て別の場所にバックアップしておきましょう。
バックアップを行ったら、情報漏えいの危険がないように必ずデータは全て消去する必要があります。データを消去するだけだと、復元できてしまう可能性があるため、安全な方法として本体を初期化することを強くおすすめします。
複合機を業者へ引き渡す際には、この「バックアップ」と「初期化」が必ず行われているかどうかチェックすることを忘れないでくださいね。
処理までは室内で保管しよう!窃盗の可能性があります!
不要になった複合機は室内に置いておくと邪魔になることから、すぐに処理ができるように室外に置いて保管してしまう方もいらっしゃいます。
複合機を外へおいて置くと第三者によって盗まれてしまう可能性があります。実際にそういった窃盗事例はいくつか報告があるそうなので注意しましょう。
とくに、壊れておらずまだ使用できる複合機の場合はほかの場所で使用されるほか、転売目的で窃盗に合う可能性もあります。複合機は大きく場所をとってしまいますが、業者に引き渡すまでは鍵のかかる室内で保管する必要があります。犯罪に加担してしまうことがないよう細心の注意を払いましょう。
処理前に必ずチェック!忘れていることはありませんか?
複合機を処理する際のチェック項目をまとめてみました。
以下の項目が全て満たされていれば、スムーズに処理することができます。
・複合機以外の備品(SDカード、印刷用の紙、インクなど)が入っていないか
・必要な情報の確保、消去ができているか
・複合機本体は初期化できているか
・処理までに保管しておく場所の確保をしてあるか
チェック項目をクリアできていたら、次に処理を依頼する業者を選ぶ必要があります。
業務用複合機は産業廃棄物に分類されるため、産業廃棄物の運搬、処理の許可を得ている産業廃棄物処理運搬業者に依頼する必要があります。
複合機は重くサイズも大きなもののため、廃棄費用は高くなることが多いです。相場としては複合機1台につき、2万円〜5万円ほどになります。自ら処理場まで運搬する予定の場合は手間もかかることが予想されます。
複合機の処理はジェイ・ポートまで!
ジェイ・ポートでは業務用複合機の回収、処理を行っております。重く大きな処理場まで持ち込むことが難しい複合機の場合、プラス料金でトラックにて回収も行っております。ジェイ・ポートは回収だけでなく、運ぶのが難しい複合機などの大型の産業廃棄物を搬出する作業も行っておりますので、お気軽にご相談ください。また、オフィスなどで使用しているパソコンやデスクなどの産業廃棄物をまとめて回収、処理することも可能です。
産業廃棄物の処理にお困りの際は、ぜひジェイ・ポートまでご相談ください。
株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
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