INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2017.06.07 
POST :2017.06.07

廃棄物が最終的に行き着く場所とは・・・(写真はRPF燃料)

ワタシの名前は森田一誠。人呼んで、サンパイせぇるすまん。
ワタシの取り扱う品物は企業様から出るサンパイ。。。
産業廃棄物で御座います。
「その産廃、お埋めします」

・・・個人もしくは法人が勝手に野山などに埋めるのはもちろんダメですが、
適正に処理された廃棄物は最終的には最終処分場で埋め立てられます。

今回は最終処分場について書いていきたいと思います。
最終処分場と一口に言っても、埋め立てる廃棄物の性状によって種類があるのをご存知ですか?

最終処分場の種類は何種類?

廃棄物が最終的にどうなるのかを気にされてる人の数はそれほど多くないでしょうし、
私もこの仕事をするまで全然気にしてませんでした。。。

ですので、ほとんどの方はご存知ないかと思いますが、
正解は3種類です。

最終処分場の種類とそれぞれの埋め立て可能な廃棄物の種類

最終処分場は、廃棄物処理法によって①遮断型最終処分場、②安定型最終処分場、③管理型最終処分場、以上3種類に分類分けされています。

以下にそれぞれの最終処分場で埋め立て可能な廃棄物の種類を書いていきます。

①安定型最終処分場

安定型最終処分場は、有害物質や有機物等の付着がなく、埋め立て処分した時に、有害物質の混入、腐敗等による汚水が生じるおそれがない安定型産業廃棄物を埋立処分します。

埋立可能品目:廃プラスチック類/ゴムくず/金属くず/ガラスくず、コンクリートくず、及び陶磁器くず/がれき類/廃石綿等溶融処理物

②管理型最終処分場

管理型最終処分場は、管理型産業廃棄物すなわち有害物質の判定基準以下である産業廃棄物と埋立処分することにより腐敗し、汚水等が発生する産業廃棄物を埋立処分するものです。

埋立可能品目(以下の産業廃棄物で有機性・腐敗性のもの及び有毒物質が判定基準以下のもの):燃え殻/汚泥/紙くず/廃石膏ボード/木くず/繊維くず/動植物性残さ/動物系固形不要物/鉱さい/動物の糞尿/動物の死体/ばいじん等

③遮断型最終処分場

遮断型最終処分場は、有害物質の判定基準に適合しない有害産業廃棄物を埋立処分する施設です。

埋立可能品目(以下の産業廃棄物で有害物質の判定基準に適合しないもの):燃え殻/汚泥/鉱さい/ばいじん等

お分かり頂けましたでしょうか?
文章だけでは今ひとつ伝わりづらいと思いますので、興味を持たれた方は一度最終処分場の見学に行くのもいいのではないでしょうか?

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この記事を書いたスタッフ

森田 一誠

森田 一誠 笑う産廃セールスマン

皆さんのお役に立てるような環境情報を発信していきます。

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