INDUSTRIAL DISPOSAL

マメ知識

UPDATE :2017.04.09 
POST :2017.04.06

産業廃棄物を適正に処理するWDS【廃棄物データシート】の存在をご存知ですか?

ワタシの名前は森田一誠。人呼んで、サンパイせぇるすまん。
ワタシの取り扱う品物は企業様から出るサンパイ。。。
産業廃棄物で御座います。
「その産廃、お埋めします」

・・・勝手に埋めたらダメです!

適正な産廃の処理の為には、まず排出事業者と処理業者が円滑なコミュニケーションを取り、性状や取り扱う際の注意事項を情報共有しておく必要があります。

WDS【廃棄物データシート】とは?

委託する産業廃棄物の性状やその排出過程を熟知しているのは当然排出事業者です。情報提供が十分に行われない場合には、適切な処理方法の選択や、処理業者における適正処理や安全性の確保、法令遵守が困難となる可能性があり、さらには水道水質の汚濁など生活環境保全上の支障を招く恐れもあります。

以上を踏まえ、事業者が処理業者に情報提供すべき項目を記載できるツールとして作成されたものがWDS(Waste Data Sheet=廃棄物データシート)です。

WDS【廃棄物データシート】の項目と様式

事業者と処理業者が情報共有する廃棄物情報として必要な項目は次の17項目です。

  1. 作成年月日
  2. 排出事業者名称
  3. 廃棄物の名称
  4. 廃棄物の組成・成分情報
  5. 廃棄物の種類
  6. 特定有害物質
  7. PRTR対象物質
  8. 水道水源における消毒福生成物前駆物質
  9. その他含有物質
  10. 有害特性
  11. 廃棄物の物理的・科学的性状
  12. 品質安定性
  13. 関連法規
  14. 荷姿
  15. 排出頻度・数量
  16. 特別注意事項
  17. その他情報(サンプル等提供、発生工程等)

お分かり頂けたでしょうか?
様式は「大阪府産業廃棄物協会」様のHPにも掲載しています。

排出事業者、処理業者双方で廃棄物の情報を正しく把握し、適切な処理に努めましょう!

株式会社ジェイ・ポートでは、だれでもカンタンに産廃処分ができる産廃コンビニをご提供しております。
▼詳しくはこちらまで▼

蛍光灯や電池などの処理困難物も1つから承ってます。
▼詳しくはこちらまで▼

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

J通信「産廃知恵袋」の最新情報をお届けします!

この記事を書いたスタッフ

森田 一誠

森田 一誠 笑う産廃セールスマン

皆さんのお役に立てるような環境情報を発信していきます。

記事一覧を見る