「今年も半分が過ぎました」
「皆さんの今年の元旦にたてた目標はどんな感じですか?」
「中間チェックが大切ですよ」
と本日朝礼であいさつしたものの・・
自分の目標は
「・・・」
今年は当初からふらふらとして
目標自体を
見失っていました
なので
道半ばでもなく・・・
そんな折、先日
「伊那食品工業株式会社」という会社へ視察へ行かせていただきました
「年輪経営」と言われる経営で
50年連続増収増益
年輪経営とは遠くをはかりゆっくり成長するという意味で
企業の本来あるべき姿
「社員の幸せを通じて、いい会社をつくり、社会に貢献すること」
「会社が成長するとは、社員が以前より幸せになったと感じ取れること」
と本に書かれていたので
いざ伊那市へ
ということで視察レポートを
到着すると
いきなりリゾート地と思われるほどの風景の会社敷地
看板も、まさに遊園地?リゾート地?
社是は「いい会社をつくりましょう」
会社の中にミュージアム
健康パビリオン
販売店やレストランもあり
塚越会長の話を聞きに会議室へ
(不覚にも塚越会長の写真はとれずでしたが)
お話しの内容は
いの一番
社長の仕事は「社員を幸せにすること」
そして
「会社の目的」は全員が幸せになるため
利益は「手段」であり「うんちみたいなもの」
「うんちを目的にご飯はたべない」
とのこと・・
そして社員教育は
1、100年カレンダーで
「この中にあなたの命日があります」と・・
たった一度の人生だったら一生懸命生きよう
社会人として働けるのは二万日程度
一日一日を大切にしようと伝えるらしです
そして
2、整理、整頓、掃除が徹底
社員全員が自主的に早朝掃除をしてごみ一つなく
「掃除は強要していない」とのこと
社員の車置き場もまっすぐにずれてなく
3、大好きをエネルギーに
そして
塚越会長の背景にあるのは二宮尊徳
遠きをはかるもの吐富み、近くをはかるものは貧す
また
景気に左右されない経営は
哲学があり、根幹がしっかりして
ぶれない事が大切
塚越会長に
「どんな本を読みますか」
との質問に
「本は読まない 情報が多いとぶれてします
私は二宮尊徳だけでいい」
また普通のことをやり抜くことが大切
普通とは「お客様をファンにする」と
そして価値観の統一
ベクトルを合わせることが大切だと感じました
弊社がこの会社様を目標にするには
あまりにも遠すぎますが
遠くをはかるものは富みなので
思い切って目標にしたいと思います
何より
弊社の方向性は、はっきりできた視察旅行でした
そして経営者として一つ衝撃を受けたのが
この絵です
この絵の作者は会社案内にも使われていますが
本当に繊細で線の一つ一つが
きっちり正確に描かれていて
塚越会長の
森を切り開いて会社をつくる大胆さと
この絵のようなきめ細やかさが大切
経営者としての在り方に
衝撃を受けました
おまけ
帰りに同じく伊那市にある
日本有数のパワースポット
ゼロ地場の分杭峠に行ってきました
巨大断層フォッサマグマの上に位置して
両側から磁気を帯びた地層がぶつかり合うことにより
おおきなエネルギーが発生するといわれています
地層のN極とS極の磁気が釣り合った時点では
一見「磁力がゼロ」のようになるため「ゼロ地場」と
いわれています
実際 方位磁石はぐるぐる回って
不思議な体験をしました
少しオカルトチックですが
太陽を写真でとると
横に斑点が映り
人によって色が違うらしいです
ちなみに僕は水色ぽいですね