大阪市一般廃棄物収集運搬業の新規許可を含めた規則改正の意見公募が
先月行われ、
新規許可は9割以上の反対、そして市議会で継続審議になったにも関わらず
この9月に新規許可を含む規則改正が行われそうな気配です
議会軽視も甚だしく、ただ規則改正は局長、市長決裁で
橋下市長がこの忙しい中、事業系一般廃棄物収集運搬新規許可に
興味があるわけでもなく・・
おそらく局長、部長クラスの一存??
大阪維新の会の議員ですら危険な事なのでもう少し様子をみましょうと
いう意見が多いのにもかかわず・・・
大阪市環境局の独走が始まっています
この国は誰が動かしているのか?
この市は誰が?
と思ってしまいます
こんな事なら、意見公募や選挙はいりません
民主主義のない国だと思います
公務員が長をそそのかしたらすべてが決まる・・・
まさに国も同じレベル
この国に税金を払いたくなくなります
そして新規許可が何故危険なのか?
事業系廃棄物の排出量は大阪市民のリサイクルの意識が高くなり
また景気低迷、また大阪市からの事業所の流出もあり
ピークから半減されています
そして我々の扱い量も半減、もちろん売上も半減・・・
(何故ゴミが減っているのに新規業者が必要?)
当然我々の従業員にしわ寄せが・・・
我々は大阪市の指導の下に、リサイクルの推進をして
借金をして土地建物を購入して、
また労基法に基づいて雇用して
その社員の家族が幸せになれるように
日夜僕たち事業者は
借金と戦いながら事業を営んでいます
既得権益業者のように言われる事はありますが
特に処理費が一般と比べ安くなることもなく
昔は(今はそうでもないですが)
その弊社にくる社員は
この会社が最終だ!
この会社でダメだったら俺は・・・
と思ってくるような業種なんです
その社員が本当に汗を流して
一生懸命やって仕事をして
お客さんから喜んでもらえ働く喜びを知って
一日も休まず・・・
20年以上勤めている社員が現在も大勢います
このことは議員さんはわかってもらえていますが
頭のいいエリートな役人の方々は
はたして・・・
今の役人エリート方々でも
50歳前後
我々は創業60年
彼らの生まれる前から
泥水も飲んで
僕の父や祖父、また諸先輩は
この仕事に命を懸けてきました
僕も少年時代は「ごみ屋の息子」
と散々言われてきました
また勤めていた銀行を辞めて
家業を継ぎ・・・
(これは自分の都合ですが)
過当競争になり低賃金で雇用する会社も増えて
GWでのバス事故みたいになる事は
新規許可反対の大切なファクターであります
しかし
一番大切なことは
「雇用」です
ゴミは半減しているのにも関わらず
新規の業者を募集する意図は
一体何か?
皆さんで推測してみませんか?
答えは必ずあります
僕は
「現業大阪市環境局公務員2500人削減を市長に言われて困っています
だから新規許可で受け皿会社を作って2500人の雇用は守ります
また市長が一般ごみ収集業を「入札をしろ」って言っています
入札で仕事取れなかったたら2500人は路頭に迷います
その時はあなた方の事業系の仕事も頂きます
残念ながらあなた方のあぶれる社員の事は
こちらも考えている暇はないです
自助努力、自助経営でやってください
今までいい思いをしたんだから
もういいでしょ・・」
という環境局からのメッセージと思ってしまいます
(あくまで想像です)
僕の好きな本は「自助論」で
「大阪維新の会」の考え方も好きなんですが・・・
どうも腑に落ちません
ちょっと違うような・・・
僕は環境局の方々にお世話になっていましたし
とくに文句言うつもりはないですが
7つの習慣で
「第六の習慣」相乗効果を発揮する
みんながうまくいく
第3案を一緒に考えてもらいたいだけです・・・
独走せずにもう一度・・・
環境商社
STAFF BLOG
大阪市環境局の独走態勢
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この記事を書いたスタッフ
樋下 茂 代表取締役
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