先日ある人に
「人が育たない」と相談をすると
「なぜ人を育てたいの?」
という質問をうけました
「・・・・」
出た答えは
「自分がらくしたい・・・」
なるほど
動機が不純なんで
人が育たないんだと
反省・・・
そして最近ちょっと答えが変わりました
先日新入社員の部下が初新規の注文をもらったり
お客さんからサンキューレターをもらったり
部下の成長は凄く楽しく感じます
「成長」=「楽しい」
かもしれません
さて自分のブログのアクセス解析を見ていたら
「樋下 モロッコ」
という検索があったみたいで・・・
誰かはわかりませんが
凄くうれしく思いました
2009年12月の「カールおじさんの空飛ぶ家」の映画を見た際に
書いたブログですが
だいぶと古いし妻もこのブログが一番できがいいとの
ことですので
リバイバルで出してみました・・
僕の冒険は23歳の時、ヨーロッパへ一人旅に一か月くらい
行った事です
ヨーロッパ一人旅はありふれた話ですが、
その旅行中で急にアフリカのモロッコのマラケッシュへ行きたくなり
ガイドブックを持たず、思いつきでスペインからモロッコへの船に乗った事が始まりでした
スペインから乗った船では白人ばかりだったのが船からおりた瞬間アラブ人だらけ
音楽も蛇使いの音楽で、匂いも独特。
ガイドブックを持たないので何が何かわからず、いきなりガイドという
白人男性に出会ったのが不幸の始まりでした
白人でつい安心してしまい・・・
現地人だらけの危険なところを連れまわされ、挙句のはてに、ジュータン屋へ行って10万円のペルシャじゅーたんを買わさました(買わないと殺される予感があったので・・)
人生で最初で最後の初めて体の芯から震えました
その後一泊して隙を見つけ逃げました
すぐ船でスペインへ帰ればいいものを
そこで何故か電車に乗って内地のマラケッシュへ旅立ちました
今度は電車内で湾岸戦争の話をしていたアーミー達が僕を見て「何故日本はアメリカへお金をだすのだ!」と詰め寄ってきました
(アラビア語で何を言っているのかわかりませんが)
その日は日本が何十億ドルというお金をアメリカに援助した日で新聞にでかでかと書いているようでした
僕が見るにモロッコ軍の人達はサダムフセインを尊敬していました
思いっきり文化の違いや日本から見る報道とギャップに出会いました
そこで助けてくれる軍人もいて、その人と仲良くなり、その人の家はマラケッシュとの事で家に泊めてくれる言ってくれました
ゲイやったらどうしょうと思いながら・・・
モロッコ人の家に泊まるチャンスはめったにないと思ってチャレンジしました
その家に3泊程宿泊させて頂き、本当におもてなしをしてくださりました
決して大きな家ではないのですが、クスクスやミントティなど現地の家庭食や文化を堪能でき、楽しい時間を過ごすことができました
が、帰りフェリーで別の白人の酔っ払いに絡まれ、また体の芯から怖くなりました
本当に思い出しただけども怖い顔です。最初はいい人だったのですが・・・
やっとフェリー船でスペインに着き、酔っ払いから逃げるようにバスに乗りバルセロナまで行きほっと一息、着くとすぐ今度は、二人組に鞄をひったられました
コンタクトレンズが入ってる鞄なので大変困るし、なんかもう僕も疲れて訳がわからなくなっていて、怖いものがなくなり
そのひったくりの一人に体当たりし,レスリングもしていたので思い切り投げ飛ばしました
ひったくり二人組はあやまり鞄を離し逃げていきました
たった一週間の冒険でしたが、この事であまり怖いものがなくったように思えます
まずは言葉が通じない、常識や文化が違うのが一番怖いです
自分で読んで感じた事は
この旅行時は23歳
そして倍近くの年月がたって今45歳・・
ちょっと固まっている?
このままで人生いいのかな?
改めて「冒険が自信の糧」だと思い
また少しだけ
新たな冒険をしたいような気持ちになりました