最近よくお問い合わせをいただく、一般廃棄物、産業廃棄物の違いについて書いてみます。
一般廃棄物は、私たちが普段生活する中で出るごみで、主に家庭から排出されるごみを指します。食品残渣、紙類、プラスチックなど、様々なものが含まれます。一般廃棄物の処理は、基本的に各自治体が責任を持って行います。
産業廃棄物は、事業活動によって生じるごみです。工場から出る廃液や、建設現場から出る廃材などが代表的な例です。一般廃棄物と比べて、種類や量が多岐にわたり、有害な物質を含む場合もあります。産業廃棄物の処理は、排出事業者が責任を持って行うことが原則です。
なぜ区別するのかというところで、まずは処理方法の違いがあげられます。
一般廃棄物と産業廃棄物では、含まれる物質や量が異なるため、処理方法も異なります。
また、責任の所在も変わってきます。どちらが処理費用を負担するのか、責任の所在を明確にするためです。
最後に、環境への影響などもあります。産業廃棄物の中には、環境汚染を引き起こす可能性のある有害物質が含まれているため、適切な処理が必要です。
一般廃棄物と産業廃棄物は、排出源や種類、処理責任などが異なります。これらの違いを理解することで、ごみの分別やリサイクルなど、より適切な廃棄物処理に貢献することができます。
ご不明な点があれば、お気軽にご質問ください!