只今上映中の「アントキノイノチ」を見に行きました
不覚にも涙ウルウルになってしまいましたが・・・
内容はさておき
目的はズバリ「遺品整理のやり方」を研究に行きました
映画の中で見た遺品整理屋というものは本当に必要だなぁと
第三者的はそう思います
でも自分は第一人者・・・
そもそも遺品整理とは?
定義は決められていません
映画では孤独死というのが定義され
「遺品整理」としてクローズアップされています
主人公が孤独死の方の部屋に入り
(虫が湧いている時は消毒をして)
「ご供養」と「ご不要」を仕訳けして
自社の倉庫へ持ち帰り、
自社の仏壇で「ご供養」品を祈祷します
この孤独死の方にも人生物語があり
家族でできない仕訳を代わって
その方の供養を遺品整理屋が行っています
素晴らしい遺品整理屋の姿です
この仕事に「遺品整理」という名前を付け
世の中で認知された方
を心から尊敬します
しかしながら
「ご不要」品は?
とついつい廃棄のプロは
うがった眼でみてしまいます
一般家庭から出る廃棄物は
一般廃棄物処理として扱われる
のが日本の法律です
そしてその一般廃棄物を触れる事ができるのは
当事者と行政と
行政から許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者
3つのみです
と思っていますが・・
ということはあの映画は
現実、違法です
毎回このブログで言っていますが
改善されるより助長されています
行政にお願いしたいものですが・・・
しかし
我々一般廃棄物業者も遺品整理業者から
学ぶべきものはたくさんあります
見せ方
お客様への姿勢
ちょうど
コンタクトレンズが同じで
コンタクトレンズは法律の関係から
従来のメガネ屋さんは販売できなくなり
最近、眼医者さんが販売されています
しかし僕の行く眼医者さんは
最低な対応です
営業時間は短いし
いつ電話してもでない
そして出たとしても
無愛想
いつまでたっても僕の名前を
覚えてくれない・・・
メガネ屋さんのときは
年中無休
誕生日ははがきをくれ
名前はもちろん覚えてくれて
すぐに僕のほしいものを
わかってくれました
僕たちも違法違法と
叫ぶのはいいですが
自分たちの襟も正さないとと
思う今日この頃です