環境商社

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社長日記

2020.04.13

40にして惑わず

40歳になりまず父任せの採用から
自分も入るようと頼み採用を始めました。

明るい会社にしたい。
そのため明るい人材を採用しました。
が、
残念ながらすぐに既存社員に
いじめられてしまいました。

1人ではダメだと
底抜けに明るい友人の弟を採用しました。

ただ彼は余りにも正直すぎる人格で面接のとき父に
「なぜ弊社に?」
と聞かれて
「私は人と共に生きる会社にしたいです」
と言い、

父から
「まぁ理想もいいけどがんばりなはれ」
と言われ従業員からは
「息子のスパイ」
と3カ月間無視されました。

彼は今までの人生で初めて
自分の明るさが通じなかった。

と後日言ってましたが・・

私は
「彼を守ると既存従業員が敵になる」
と思い中立を貫きました。

すると3ヶ月ほどすると
少しずつ硬いコンクリートの岩盤が破れてきました。

妹も会社にいましたが当時は
お手伝い程度の存在だったかもしれませんでした。
その妹が友人の弟が自分の会社のために
そこまでやっているのを見て目覚めるようになってきました。

当時の現場従業員はお客様と喧嘩をする、
お客様に「お前」「帰れ」「一周回ってこい」

また月給は歩合給でしたので
売り上げが悪い支給日翌日は
挨拶する私を無視・・
ひどい時は睨んでおりました。

そんな社風でした。

当時現場は8名の会社でしたので
「今の人数の倍になれば社風が変わるかも」
と思って営業に力をいれました。

なので、まず採用時に
「お客様の対応」
をしっかりするようお願いしました。

そしてその新人達はベテラン社員たちの空気を
読まずに行動しだしました。

そうすると心ある中堅社員が変わり出しました。
彼は焚火でいうと丸太のような人材で火が付くのは遅いですが、
一旦火するが付くと消えることなく
今も現場長としてやってくれています。

しかし新しいことを進めていくと大きな歪みがまた来ました。
父の事故からずっと働いていただいている
40年勤務の番頭の不満が大爆発しました。

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この記事を書いたスタッフ

樋下 茂

樋下 茂 代表取締役

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