環境商社

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社長日記

2020.03.31

城東衛生入社

帰国したその日、
父から「僕は65歳で死ぬ。いつから来るねん」

自分は充分好きなことをやったと観念し、
また親孝行をしたい、
そして何より今までこの会社を支えてくれていた
従業員への恩返しのために(有)城東衛生に入社しました。

入社時、売上1億5千万
対してキャッシュはゼロに近く
借入金3億円でスタート。

「30歳で3億円かぁ」と思いながら、
これも今まで好きなことをして生きてきた
「罰ゲーム」と思い飲み込みました。

また入社当時、従業員は6名でしたが全員年上、先輩。ほとんどパンチパーマ。
コミュニケーション下手の従業員同士は一言もしゃべらない日が多く、
ただプロ集団で抜群に働きはすごく
休みは日曜だけで朝6時から夜8時まで
また骨折しても休むことなく働いていただいておりました。

今でいうと超ブラック企業。

「すべてはお金のため」
そのポリシーの諸先輩従業員の人達に認めてもらうには、
その人たちの3倍働かないといけないと思い
休みなしと言う覚悟で働きました。

1番きつい現場には率先的に行き、
営業もみんなが回れない位受注してくる。
そのうちに従業員からは認められるようになりました。
ただ自分の心はずっと死んでいました。

休みの日曜日はフィットネスのプールサイドで
張りつめた心をリセットしておりました。

妻も気を遣ってくれて何もいいませんでしたが、
寂しさで体調を崩し始めました。

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この記事を書いたスタッフ

樋下 茂

樋下 茂 代表取締役

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