中国古典 呉子に
「先ず和して而る後に大事を造す」
という言葉があり
敵と戦う前に自分たちの味方が結束していることが大事である
という意味らしいです
敵というのはともかく
とにかく
会社が生き残るためにもチームワークが大切であると思います
弊社もチームワークをよくするために
社内木鶏会をはじめて60回を数えます
社内木鶏会とは
「致知」という人間学の雑誌を読み
感想文を書いてきて
月一回4人一組で感想文を発表して
聞いている人はその発表者に
美点凝視をして
必ず褒める
という会です
8年前に
致知出版社主催の
第一回社内木鶏全国大会が
大阪であり
たまたま僕がそこに
出席して感動したのが
社内木鶏会を始めたきっかけです
そこで
5社が発表されてました
行く前は社内木鶏会は
ホワイトカラーの会社がするものだと
思っていました
なので
むつかしい人間学の本を読めたり
感想文も書いたり
するのもホワイトカラーの会社だから出来ること
と思っていましたが
すると
その5社の中には
建設会社がいて
その紹介DVDをみていると
現場スタッフの人たちが
笑顔で木鶏会をしている姿があり
「自分がしたいのはこれだ!」
と一瞬に思いました
現場の人が笑顔で対話している姿
これが一番ほしい姿であったと記憶しています
しかし
やろうとは思っても・・
簡単には・・
当時
弊社は
人間関係は必要最低限
普通のゴミ屋さんのイメージ通り
忘年会はカードをレストランにおいて
家族で行ってもらう
バラバラ
一緒に行くと
親方に酔っぱらって文句を言ってくるので
そんな会社なので
いじめも当たり前にあり
自転車のカギが毎日のようになくなってたり・・
休憩室は
たばこの煙で前は見えず・・
競馬新聞を無言で読書
昼休みは瞑想の時間で
喋ったら怒られる・・
お客様がきても
無視
お客様とけんかも絶えず・・
お客様に「お前」
面接に来た人間に
「事務所どこですか?」
に
「知るか!」
新入社員にはまず無視から始まり
根性試し
「俺は息子のお前に雇われてるんとちゃうで」
そもそも
そんな会社に
人間学の本は
もっと言えば
木鶏会は
あまりにも無謀・・
あまりも怖いので
ごく少数の私の創業した会社で4名から始めました
味見程度に始めたのですが
終わった後
すごく打ち解けた感があり
よかったので
これを
本体の会社でやらないと
僕の会社と本体の温度差が決定的にできてしまうと
思い
すぐに城東衛生、ジェイポートのスタッフでも導入しました
NO2である妹でさえ反対でした
でもやけくそ
とりあえず
キックオフ
ただ「任意参加」
強制ではなく任意でどこまで行けるかがが
僕の挑戦でした
最終目標は80%
最初のキックオフ日は、緊張でした
誰も来ないと思っていましたが・・
何故か現場スタッフもほぼ全員が参加してもらえました
本当にビックリ
挨拶では思わず泣いてしまいました・・
そこで思ったのが
「みんな協力してくれるんだ」
まず自分から仲間と思っていなかった自分に出会えました
それと同時に
「みんな割とこういうのがすきなんだ」と
社内でもっとコミュニケーションをとりたいのでは
と思い
そして6年続けてきました
そして
この9月の第60回社内木鶏会は
正社員25名中 22名出席 (欠席3名)と80%がやっと超えることができました
またその他にも内定者やアルバイトの方も参加され
総勢24名の木鶏会ができ目標を達成しました
本当に社長冥利につきます
感謝感謝です
「先ず和して而る後に大事を造す」
和するためには
社内木鶏会をやって本当によかったです
今回は2テーブルで
勤続30年現場社員から学卒新入社員まで
環境商社
STAFF BLOG
第60回 社内木鶏会
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この記事を書いたスタッフ
樋下 茂 代表取締役
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