稲盛和夫氏が日本航空を立て直したのは
「京セラフィロソフィー」と「アメーバ―会計」の2つを
持ち込んだたけとのこと
あるセミナーで
経営は「人間学」と「論理学」
このバランスは53%と47%がいいらしい
との事
僕は2年前
「人間学」偏った経営をしていたと気づき
論理学には
2年前から「ランチェスター戦略」
最近では「孫子の兵法」を
取り入れています
いみじくも
あのソフトバンクの孫正義さんの考えも
「ランチェスター戦略」と「孫子の兵法」と聞き
これほど嬉しい事はないと思っています
これを何とかものにして
「利益拡大」するだけなのですが・・・
しかしながら
「論理学」振りすぎ「人間学」をおろそかにして
最近は人間関係がギスギス・・・
かの松下幸之助さんが言ってた
「経営は総合芸術だ」
まさにその通りだと思います
弊社は人間学の勉強のために
「社内木鶏会」を2年前から導入しております
弊社の今月の木鶏会は
今年の社内木鶏全国大会で「感動大賞」
に輝いた「㈱ヒロセ」様の話でもちきりになりました
㈱ヒロセは弊社と同業で一般廃棄物、産業廃棄物の処理
の事業を行っている会社
広瀬社長は女性で二代目
太陽みたいに明るく気さくな素敵な女性で
僕も面識あります
感動大賞に選ばれたエピソードは
ある社員さんの話
33歳で途中入社、金髪、気に入らない上司は食ってかかっていく
社長が社内木鶏を始めると告げた時も
「なにぃ 本を読んで感想文をかくぅ?人前で発表するゥ?」と反発
「たかが汲み取り屋、ゴミ屋やん なんでそんなことせなあかんねん」と
社長に直談判に及び
その時
広瀬社長が
「私はそれが嫌やねん。あんたたちが自分の仕事に誇りも持てへん。
世間からはきつい、危険、汚い、レベルの低い社員って思われているのが
悔しくてたまらんのや。そやから私は木鶏会を通じて本を読む力、読んで
感想を書く力、感想を人前で発表する発言力をつけて、あんたたちが
世間で馬鹿にされない、自分の仕事に誇りを持てる会社にしたいんや」
と涙声で・・・
社長の熱い思いは電流のように
その社員を貫いた
その社員は
「冷め切った心に熱い火が灯り、この社長に応えたいと思い
真剣に社内木鶏に取り組むようになった。最初は一、二行だった
感想文も今では用紙いっぱい書くようになった」
「こんな私を見捨てず根気よく、熱い思いでまっとうな人間に導いて
くれて、人を思いやる心、感謝、感激、感動の心を養わさせてくれた
社長に心から感謝します」
との事でした
「熱意」が「感動」に変わるなぁと感じました
人を変える事はできない
変わるときはたった2つ
「本当に困ったとき」
「感動したとき」
後者の方で人を変えるのは本当に凄いと思い
広瀬社長を尊敬します
そして僕と広瀬社長との最大の違いは
僕は家内から
「あんたと致知にでてくる社長との最大の違いは
熱意や」と
「何でそんな熱意ないの?月亭八方みたいや」と
「八方は凄いけどあんたは八光級やな」と
またある同業社の社長からも
「樋下社長は種火みたいな人ですね」と・・
稲盛和夫氏も孫正義氏
も色々言ってますが
やっぱり
「熱意」
松下幸之助氏の及んでは
「社長になる人に知って欲しい事」
名著の書き出しが
「最高の熱意はあるか?」
では自分が今すぐ
変わるかと言えば・・・
自分は種火がいいと思っている
自分があり
昔はよく熱い父親と比べたり悩みましたが
でもやっぱり自分のキャラでなく
「自分は自分らしく」と思っています
種火でもずっと消えないのが長所であり
力が抜けてて
しなやかに、したたかに
成功すればいい
社員と周りを幸せにすればいいと思っています
「感動大賞」はとれないですが・・・
しかし人間学に大切な事は
「熱意」
昨今の弊社の人間関係づくりも
「熱意」が課題・・
僕も変わるかもしれません・・・
環境商社
STAFF BLOG
感動大賞
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この記事を書いたスタッフ
樋下 茂 代表取締役
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