本日 日経トップリーダーを読んでいると
特集は 「社員はなぜ危機感を持たないのか?」
という僕にとってはド・ストライクな話題でした
本には
①危機感を連発する社長は「不安で社員は委縮する」
②危機感を哀願する社長は「社員がそっぽを向く」
③具体的な指示を出す社長は「社員が使命感を持って動く」
そして社長と社員の溝は構造問題
中間管理職を危機感の橋渡しに・・・
すべてがなるほどなんですが
僕がヒットした具体的事例として
龍角散の例で
今の社長が事業継承された時
売上40億で借入も40億の会社だった・・・
しかし社員に危機感がなく
その理由は
先代が危機感を社員に危機感を煽るのはよくないと
数字を全く公表していなかった
そして社長一族がいざという時には埋蔵金を出すと
社員は思っていたらしく
でも 社長曰く 埋蔵金はどこにもない・・・
そこで
新社長は
コンサルタントに相談
そうすると
大リストラを提案されますが
それを拒否
そして社員に借入金を公表
しかし社員は過去の成功体験で
変わらず・・・
その話を聞くと
額のかなりの大小はありますが
弊社にびっくりするほどそっくり・・・
ここからが参考になるのですが・・
そこで
新社長は
新市場を開拓に営業
しかし
売れたのに社員から反発をくらい
ただ新事業が利益を出し
みんなの昇給ができるようになると
「なぜ社長が営業活動までするのか」
から
「こうしたら売れるのか ここまでしないといけないんだ」
という風に変化して
今では40億の借入金を完済されたとの事
夢みたいやな~って
思いながら
結局は「お客様の創造」と思って
たまたま50年以上旅館業を営んでおられるお得意先を訪問しました
そのおかみさんは70歳を超えておられますが
その方も人生を旅館にかけ、借金も背負ってられましたが
見事にこのご時世ですが
楽天でもトップテンに入るくらいの旅館を経営されていて
活き活きされていました
結局は社長の「本気度」だなと感じました
そしてすぐ会社に帰って
経費削減を社員に説明とお願い、話合いを
行いました
そして
本気でいるとすべて伝わりました
結局は社員にどうしたら危機感を伝えれるのか?というより
社長の「本気度」だと改めて感じました
リストラや給料カットの前に
「お客さんの創造」と「聖域なきコストカット」を
本日よりどんどんしていきたいと思います