先週、国会では
大震災の福島第一原発事故での首相の指示と現場との出来事の討論がありました
新聞の話だと
管首相の指示は海水注入は一旦様子を伺えとストップ?
福島第一現場の吉田所長は自己判断で海水注入を続けた
というらしい
結果は続けて「よかった」(少なくとも)
福島第一吉田所長の判断を良しとするマスコミの風潮
処分するというだけで大反対
(僕も一個人として吉田所長を大尊敬しますが)
組織や国家としてどうなのか?
トップの指示を現場が無視して
いいのか?悪いのか?
とひっかかりました
欧米では絶対アウト!
しかし日本では・・・
こんな凄いことと比べてはいけませんが
小さい小さい小さい弊社の中でもこのようなことが多くあります
昔では
先代がめちゃめちゃな指示を現場にする
現場が当惑する・・・
現場はまず先代の指示通りして
その後いなくなったら現場の思い通りにする・・・
先代はめちゃめちゃな指示をした事を忘れている・・・・
最近でも僕が若手社員に指示を出す
社員は元気よく
「わかりました」といい
結局していない
僕は忘れている・・・
僕はオーストラリアでマネージャーの経験がありますが
彼達は僕の指示はすべて「イエス」で行動も「イエス」でした
「何故そんなに簡単に受け入れるのか?」と
聞いたら「君はボスだから」ということでした
欧米の組織はトップダウンがしっかりできている
(聞かないとクビになる文化でもありますが・・・)
しかし日本では・・・
「現場」が一番という風土文化があるような気がします
よくいえば横並び・・・
そこで日本では現場の流れを変えるには
トップの「決め度」が必要な気がします
ですので常にリーダーは明確でありたいと思います
「何をしたいのか?」「目的は?」「どう生きるか?」
「信念」が伝わると現場が変わると思います
また本当に日本人の現場の人たちの思考水準が高いと思います
管首相は本当にその日本人文化をわかって
修羅場にいる人達に敬意を持って気持ちを察して指示したのか?
と生意気に思います
しかし首相を支持してきたのは我々です(選挙で)
日本国民の一般人々が凄い水準が高いのでいいリーダーは必要ないのか?
(リーダーは本当に軽い方がいいのか?)
問われますね
今回は軽々しく原発事故の話を書いてしまいました
今もなお日本、世界の人のために不屈の精神で復旧作業に励んでいらっしゃる
作業員の人びとに感謝と敬意を表します
ありがとうございます